F(えふ)
F=フラグの略称。番組開始当初、TAKUYAが自信を持って消した馬がよく好走していた(例:13年京都記念:トーセンラー1着)。そこから同氏が凡走を予感させる発言をすると好走のフラグが立ったと言われるようになり、さらにそれが転じて、自信を持って消す馬=Fと言われるようになった。番組内やリスナーのメールでもたびたびいじられたりしているが、15年阪神大賞典のラブリーデイ、オークスのレッツゴードンキなど実際に凡走する場合もあるから馬券的には大変悩ましい。
→[参]これはいらんでしょう
ブラP(ぶらぴー)
TAKUYAのみが使っているブライトの呼称。ブライトが編集、企画を行っていることが多いことから、ブライトプロデューサー⇒ブライトP⇒ブラPとなった。当然ブラットピットに似ているからという意味ではない。
重力(じゅうりょく)
TAKUYAが使う競馬における人気馬へのプレッシャーを指す言葉。後方に人気馬が固まった場合なら、「後方に重力がある」といったように使う。重力予想の基本は人気馬のポジションを読んでの逆張り。特に重力が後方に偏った時の人気薄の逃げ馬は破壊力がある(例:14年毎日王冠:サンレイレーザー2着など)。
グイグイ感(ぐいぐいかん)
TAKUYAが使う走る意欲のある馬に対して使う言葉。2014年の神戸新聞杯におけるトーホウジャッカルあたりから使われるようになった。スパッと切れるというよりかは追えば追うほどずんずん伸びてくる馬を指していて、将来的に活躍する馬を言う時によく使われている。(使用例:あの馬グイグイ感あったから、上のクラスでもやれそう)
活性化(かっせいか)
馬に走る気を与えること。先行活性化が有名。基本的に競馬は差しの馬より先行している馬の方が勝率が良い。ずっと追い込んでいる馬を一度先行させて差しに回した方がマンネリも回避できるし、勝率も良くなるしで一石二鳥。
ボーダー(ぼーだー)
ボーダーラインの略。買うか買わないか迷っている馬のこと。(例:この馬前走強かったけど、反動がありそうだからボーダーだな~)
布石(ふせき)
該当レースの結果を上向かせるために、前走以前のレースで打っておく作戦、備えのこと。先行布石、捲りバテ布石などがある。例えば先行布石なら今回短縮のレースで差しに回る位置取りショックを仕掛けることができるので、好走のオプションが1個増える。逃げられなかった逃げ馬等もそれに当たる。
Vライン(ぶいらいん)
これはMの法則の用語ではなく、松沢一憲氏が考えた予想法。道中いったん後退して盛り返す厳しい競馬を経験した馬のことをVライン馬と言う。古くはマンハッタンカフェの阿寒湖特別「3→4→4→8→1着」が有名。この位置取りの推移が線を引いたときVの形に見えることからその名がついた。ただVラインを刻んで勝利した場合は、正確には完結Vラインと呼ばれ通常のVラインとは別の扱いとなる。
人気急落(にんききゅうらく)
前走に比べて馬の人気が極端に落ちること。前走人気に支持されていたということは、その時点で強いと思われていた証拠なので、それだけである種能力を示していることになる。M3タイプでいえば、まとまり系のオプション。人気が落ちることでプレッシャーを受けず自由に競馬をすることができ、本来の力(安定感)を発揮しやすい。逆に言えばまとまり系は安定感がある分これといった武器がないので、人気に支持されると自分の力を思うように発揮できず勝ち切れなかったりする。M系の代表格エアシェイディは結局重賞を1番人気で勝利することが一度も出来なかった。
○×○(まるばつまる)
競争馬の走るリズムのことで、交互に走る性質を持つ馬や厩舎に使われる言葉。休み明け激走→2走ボケ→ストレス抜いての巻き返し等。主にストレスや疲労に弱い馬がこのリズムを刻みやすい(例:ルルーシュ)。厩舎では二ノ宮厩舎や宗像厩舎が有名である。
→[類]交互
ディープの鮮度(でぃーぷのせんど)
新鮮な時のディープインパクト産駒の強さを評して使われる言葉。新鮮さ(鮮度がある)とは単純に年齢が若いということではなく、一線級相手との対決が少ない事を指す。条件戦を勝ち上がっての重賞挑戦や初のG1戦のディープ産駒の強さは痛烈である。
→[参]鮮度
後ろに引っ張る(うしろにひっぱる)
TAKUYAが好んで使う言葉。変に中団に付けず思い切って後方から一気に差す脚質のことを指している。
軽い(かるい)
競争馬、馬場、レースの性質を指す言葉。高速馬場、少頭数やスローペース等の摩擦の少ないレース、またはそういった状況が得意な馬に対して使われる。馬体重自体が軽い場合は、馬体の軽い馬と言われることが多いので、そこと混同しないように。ディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒もここでいう軽い馬が多いので、高速馬場のことをディープ馬場、キンカメ馬場等と言う場合もある。
→[対]重い
→[参]摩擦
重い(おもい)
競争馬、馬場、レースの性質を指す言葉。その名の通り重馬場や時計の掛かる馬場、多頭数やHペース等の摩擦の多いレース、またはそういった状況が得意な馬に対して使われる。血統的にはサドラーズウェルズをはじめとする欧州ノーザンダンサー系が有名。エンジンの掛かりの遅い馬に対して使われる場合もある。
→[同]ズブい
→[対]軽い
→[参]摩擦
硬い(かたい)
馬場状態、馬の性質を指す言葉。開幕週でレコードが連発するような馬場のことを硬い馬場などと言う。競争馬では主に量の無いS系を指す言葉として使う。ざっくり言うと、柔軟性が無く得意条件が限られているような馬。具体的には中山開幕週をHペースで逃げ切るようなミッドタウン的な馬(笑)。種牡馬だとタイキシャトル、ストラヴィンスキー等。
→[対]柔らかい
柔らかい(やわらかい)
馬の性質を指す言葉。延長や休み明けを得意とするような柔軟性の高い馬に対して使う。量が豊富、優しいと形容される場合もある。
→[対]硬い
→[参]量
これはいらんでしょう(これはいらんでしょう)
TAKUYAが消し馬を指す際に多用する言い回し。この発言が出ると激走フラグが立つ。
→[参]F
邪魔くさい(じゃまくさい)
切りたい馬に有力外人騎手が乗ることやローテで一走多いことに対して使われることが多い(例:この馬良いと思うけど、2走前のOP戦が邪魔くさい)。
控え室(ひかえしつ)
収録前にする雑談のことを指す言葉。かつては本編の重賞予想とは別に、メイン以外のレースの予想を配信していた。日曜のメイン予想を当てられないブライトが12年の京阪杯でハクサンムーンに◎を打ち、実際1着になったのが事の発端。
ポテ証明(ぽてしょうめい)
ポテンシャルの証明の略語。ポテンシャルとはその名の通り、潜在能力のこと。その馬がレースで能力のあるところを見せていた場合、この馬は2走前がポテ証明なので~~といったように使う。
前受け(まえうけ)
先行すること。もしくは前走より位置を上げることに対して使用していることが多い(例:末脚の切れるタイプじゃないから前走より前受してもらうのが良い)。
掃除する(そうじする)
人気馬が捲くって前の馬を交わすことを指す(例:オルフェーヴルが前の馬を掃除した後に人気薄の追い込み馬が突っ込んでくる)。
遅刻(ちこく)
出遅れのこと。または最初の位置取りが後方のこと。TAKUYAが好んで使う(例:この馬、年齢を重ねて遅刻するようになってきた)。
モゴる(もごる)
モゴモゴするの略語。馬群に入ってスムーズさを欠いた際によく使う。(例:前走は内枠でモゴッて負けたから今回の少頭数外枠は合いそう)。
優しい(やさしい)
Sが弱くLが強そうな馬に対して使われる。柔らかいと似た表現。(例:この馬優しいタイプだから激戦向きではない)。
→[同]柔らかい
福永祐一(ふくなが・ゆういち)
勝ち星だけは無駄に多いので、名手扱いを受けている騎手。しかも本人自身もそう思っている節があるから救えない。ただ世間一般的には無難に乗る騎手の象徴だが、マイル以下だと割と安心して買えるし、15年安田記念ヴァンセンヌのような好騎乗がある分、善臣よりはマシ。布石の概念が無くトライアルでも100%を出す騎乗をする為、本番ストレスでコケることが多い。武豊との最大の差はここ。ちなみにnetkeibaで連載しているコラムの名前は「祐言実行(ゆうげんじっこう)」。スタッフの悪意すら感じるコラム名である。
小牧太(こまき・ふとし)
元園田のリーディングジョッキーで、現在はJRAのフリー騎手。阪神大賞典でジャングルポケットに乗っていた頃までは名手だったが、中央移籍とともにアンカツ、岩田に水を開けられた。C系のローゼンクロイツで逃げたこともあるように、展開面や馬場でしか位置取りを考えていないので、馬のタイプを無視した騎乗が多い。たまにそれが嵌ると破壊力が出る為、よく分からないところで来る。よって重賞では人気馬だと信頼がおけず、穴向き。近年はダートでの成績が良好。 .